DPRアクティブメンテナンスが、第28回 千葉元気印企業大賞 大賞・千葉県知事賞を受賞しました。
ディーゼル車に装着されたDPR(排出ガス浄化装置)を洗浄し再利用可能にする「DPRアクティブメンテナンス」は、1997年COP3を契機に着想を得ました。
DPRの不具合での修理は、DPFフィルターの交換という高額修理が主流でしたが、お客様の整備コストを削減すべく「洗浄再生でコストを抑える」という信念のもと、環境事業を起こし、国の支援と企業間連携によって、DPRの洗浄再生装置を開発し製造しました。
また、DPFフィルターに堆積したカーボンなどを取り除くDPF専用の水溶性溶剤を使うことにより、より効率的に洗浄再生が出来ることを実証してきました。
今回の大賞受賞までの道のりとなる環境事業における経営革新の歩みとして、
H27年 経営革新計画の承認
H27年 ものづくり補助金によるDPR洗浄装置の設計開発
H28年 EGR洗浄装置・DPR乾燥機を設計開発
H29年 洗浄サービスと3種類の装置、洗浄溶剤の特許庁への各種登録
H30年 千葉ものづくり認定製品への認定
H31年 3種類の装置、DPRアクティブシステムの製造販売
そして今回、千葉元気印企業大賞の大賞・千葉県知事賞を受賞しました。
この確立した技術を用いて、お客様のコスト削減と排ガス規制に貢献します。
さらに欧州委提案のユーロ7では、タイや摩耗粉塵も環境規制対象とされる見込みとなっており、
車両整備などへの影響を予測し、環境事業に応用していきたいと考えます。