環境事業

DPRシステムの課題を、
高額な部品交換ではなく、マフラー洗浄という技術で再生し、
解決することはできないのだろうか?

「エンジンチェックランプ点灯」や「突然エンジンが吹けない」などで発生している高額なマフラー修理。この事は物流業界の大きな問題となっています。
今や排出ガス規制はEURO6規制に突入し、厳しい排出ガス基準をクリアするために環境にやさしい車両は、最先端の技術で開発された排出ガス後処理装置である「DPRマフラーや尿素還元装置」が搭載されています。さらにエンジンはダウンサイジングによる排気量の削減が行われています。このためエンジンは従来通りの馬力を出すために回転馬力が必要となり、その結果エンジン本体に過度な負荷が生じています。従ってポスト新長期以降のエンジンは、寿命が短く「オイル上がり」を起こす傾向があります。そのオイルが燃焼室に混入することにより、更にDPFフィルターの目詰まりを早めてしまいます。
このようにフィルターの目詰まりは原因ではなく現象にすぎません。原因をつぶさない限り現象は収まりません。                        ↗

オイル上がりの問題以外にも、使用条件の問題として、ストップ&ゴーでの走行やデジタコによる運行管理の徹底により、触媒にとってベストな走行が出来ず、排出ガスユニットの触媒温度が基準値に達していない。
20万キロでEGRバルブ及びEGRクーラーの目詰まりが発生している問題。
触媒の目詰まりを放置して燃焼室温度が高温となり、インジェクターがダメージを受け、燃料が触媒に流れ込みフィルター内部が通常燃焼温度を超えて溶解する異常事態が発生している問題など。このように一昔前とは違った問題が多く発生しています。

この問題に対応すべくエフテックの整備士は、高度な技術でお客様の大切な「走って、曲がって、止まって、運ぶ」車両を見守っています。

是非とも高額なフィルターの交換を行う前に、当社のメンテナンスをお勧めします。

唯一無二「DPR洗浄革命」

DPRシステムの課題を、酸化触媒やDPFフィルター、尿素SCRフィルターなどの高額な部品交換ではなく、マフラー洗浄という技術で再生し、解決することはできないのだろうか?

このコンセプトのもと洗浄武装を身にまとい、整備業界に一石を投じる事を信念に環境事業を立ち上げました。我々はこの活動を「DPR洗浄革命」と呼んでいます。

洗浄武装とは環境事業にとっての三種の神器である、洗浄装置と洗浄溶剤そして洗浄サービスのことです。

洗浄装置は、経済産業省の補助事業として開発・製造し特許を取得した、DPRアクティブマシーンという触媒洗浄装置、DPRアクティブドライというマフラー乾燥装置、EGRアクティブマシーンというEGR洗浄装置の3種類です。

洗浄溶剤は、DPRアクティブクリーン®︎というマフラー洗浄に特化した専用溶剤です。この溶剤は酸化触媒及びDPFフィルターに付着するカーボン系スケールと、アッシュと呼ばれているカルシウム系スケールに最も効果的なものです。

洗浄サービスは、DPRアクティブメンテナンス®︎という、洗浄装置と洗浄溶剤を使い、長年培った自動車整備のノウハウを最大限に活かし、車両のマフラー問題を部品交換による高額修理から洗浄再生という高い経済性で提供するサービスです。

洗浄武装したエフテックのマフラー洗浄サービスをご提供させていただきます。

【DPRアクティブマシーン】
DPFマフラー(排出ガス後処理装置)の洗浄装置です。DPFマフラーのユニットを一体で洗浄できますので、小型車両などのマフラー本体が分解できない「一体型」を搭載した車両から、大型車両やトラクタ、貨物自動車に限らず、大型重機や建設機械、ラフタークレーン、農業用トラクター、フォークリフトに至るまで、ほぼ全てのDPFマフラーを搭載した車両が対象となります。また、この装置は千葉県の「千葉ものづくり認定製品」として認定された装置です。
現在は、試作機である初号機、弐号機を経て、参号機であるDAM-3が主力となって稼働しています。また、小型車両や触媒単体での洗浄用に四号機DAM-4が間も無く稼働を開始し、お客様に洗浄再生をお待ち頂いている問題が解消される予定です。

【EGRアクティブマシーン】
EGRクーラーとEGRバルブ(排ガス再循環システム)の洗浄装置です。DPRアクティブメンテナンスの概念である、風上から風下までの徹底したメンテナンスを基準に開発した装置です。EGRに堆積した硬質カーボンを溶液槽で軟化させ洗浄液循環ホースで洗い流します。加えて、徹底的な完成検査を行うために、内部リーク等による水漏れ検査装置を装備しています。
このようなEGRシステムのメンテナンスを含めて、真のDPFマフラー洗浄と言えるのではないでしょうか。DPFマフラー同様にEGRクーラーとEGRバルブも重要なメンテナンスの一部であることをお伝えします。

【DPRアクティブドライ】
洗浄再生したDPFマフラーを乾燥させる乾燥装置です。トラックのDPFフィルターはセラミックでできています。他の整備工場でのスチームを使った洗浄サービスを目にしますが、実はこのセラミックが水分をたっぷり含みなかなか乾燥しないのです。天日での自然乾燥では一週間以上はかかります。生乾きの状態で車両に装着すると高温にさらされ触媒が危険な状態になります。この課題を解決した乾燥装置がDPRアクティブドライです。
乾燥中は自動で常に触媒温度を監視し最適な温度に達した状態を察知して、急激な触媒温度の上降を避け、触媒の急激な温度変化による劣化を防ぎます。大型トラックのものでも40分で完全乾燥ができます。

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